医療事務員のブログ

若手医療事務員が日々感じたことを書き残します。

皮膚欠損用創傷被覆材の算定について

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先日、外科の医師から「デュオアクティブを使用するにあたって、算定要件を知りたい」と連絡があり、医師と話し合いを行いました。

 

 

点数本の算定要件は?

 皮膚欠損創傷被覆材について

ア 主として創面保護を目的とする被覆材の費用は、当該材料を使用する手技料の所定点数に含まれ、別に算定できない。

イ 皮膚欠損用創傷被覆材は、いずれも2週間を標準として、特に必要と認められる場合については3週間を限度として算定できる。また、同一部位に対し複数の創傷被覆材を用いた場合は、主たるもののみ算定する。

ウ 皮膚欠損用創傷被覆材は、以下の場合には算定できない。

  1. 手術縫合創に対して使用した場合
  2. 真皮に至る創傷用を真皮に至る創傷又は熱傷以外に使用した場合
  3. 皮下組織に至る創傷用・標準型又は皮下組織に至る創傷用・異形型を皮下組織に至る創傷又は熱傷以外に使用した場合
  4. 筋・骨に至る創傷用を筋・骨に至る創傷又は熱傷以外に使用した場合

 

今回のケースは、右下腿部の挫創。

医師によると皮下組織にまで皮膚欠損が認められるとのこと。

  

 

過去の査定事例を確認

過去には、「挫滅創」、「挫創」の病名で査定されている事例があります。

しかし、査定されていない患者さんもいるので根拠がよくわからないですw

 

 

このような資料を発見

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これを見ると、皮膚剥削創というのがありますが、挫滅創とはまた違うのでしょうか。

とはいえ皮膚の欠損もあるようですので、外傷性皮膚欠損の病名をつけて頂くこととしました。

 

医師とのコミュニケーションは大事

医師から算定要件について質問をしてくることは非常に珍しいです。

なので丁寧にわかりやすく説明します。

また質問してもらえるようにします。

ただ、コスト意識をもって診療されているのは、ほんの一握りな印象です。

周りの医師にもコスト意識をもって欲しいですね。

 

 

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