医療事務員のブログ

若手医療事務員が日々感じたことを書き残します。

院外処方箋に検査値が記載される?

先日、半日休みをとって、医療機関へ受診に行きました。

とある総合病院ですが、処方箋を受け取った際にある案内をもらいました。

処方箋の様式が変わるということです。

私の勉強不足でしたが、衝撃だったので今日はその内容について調べてみました。

 

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患者向けの案内の内容は?

院外処方箋に検査値等の記載をはじめます

病院と保険薬局が連携し、より安全で安心な医療を提供することを目的に、外来患者様の検査値の一部及び身体情報(身長・体重・体表面積)を院外処方箋に記載いたします。

医薬品には身長・体重や検査値の結果に応じて飲むものが決められているものや、副作用の確認に検査値等が必要なものがあります。院外処方箋にこれらを記載することで、保険薬局の薬剤師が処方内容と検査値等を照らし合わせ、お薬の種類や量が患者様の状態に合っているか、お薬による副作用が起きていないかを確認することが出来ます。なお、検査値等の記載に伴い院外処方箋はA4サイズに変わります。 

 というような内容でした。

 

医薬分業が進められ、調剤薬局ができて院外処方がメインとなった今ですが、

本来病院のみで管理しているカルテ情報を調剤薬局に提供する流れになっているとは驚きです。

調剤薬局の薬剤師にも患者情報を提供し、服薬指導の質を上げようということでしょう。

 

 

 

結果値の項目

基本的には、直近の血液検査の結果のようです。

血液化学検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)、肝機能検査(AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP))、血糖検査(空腹時血糖又はHbA1c検査)、尿検査(尿糖、尿蛋白)などです。

 

従来の処方箋とは全く違いますね。

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※参照:北海道大学病院

 

2011年度あたりから、国立病院や大学病院から少しずつ始まっているようで、

民間病院にも広まりつつあるということです。

私の通っている病院で行われているということは、少なくとも余波はありそうです。

疑義照会が楽になったり、院内の薬剤師も多少業務軽減になるのかもしれませんが、当院はしばらく様子見です。

 

 

診療報酬などに組み込まれたら、対応せざるを得ませんが、

システム対応費用等を考えると非現実的ですね。