医療事務員のブログ

若手医療事務員が日々感じたことを書き残します。

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救急は断るな?!

先日、当直業務に入っていた時、少し思うことがありました。

少し私なりの考えを書いてみたいを思います。

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当直帯の人員

二次救急指定医療機関

事務当直1名

救急看護師1名

放射線技師1名

当直医師1名(外科)

1人の患者さんが来られたら、かかりっきりになってしまいます。

ちなみに、夜間は血液検査は外注になり結果が出るまでかなり時間がかかります。

 

当時の状況

その日はスタートから忙しく、常に患者さんからの問い合わせが入っている状況で、みんながバタバタしていました。

数件の救急患者の診察を終えた段階で、20時頃。

救急外来、病棟ともに落ち着いた状況とは言えません。

ここからさらに、肺炎疑いなどで2名の患者が来られる予定になっています。

 

このタイミングで救急が鳴りました。

提携施設の利用者が急に倒れられ、心肺停止状態となったとのこと。

基本的に、受入の可否は医師が判断しますが、

さらに2名患者さんが来るという状況と、CPAの対応は当院の救急体制では厳しいものがあります。

その旨を当直医に説明したところ、こう言われました。

「うーん厳しいなあ、、、

 でも提携施設は断らないようにと言われているので、受け入れますよ。」

 

そこに医学的判断は?

明らかに当院の体制では難しい症例です。

実際、病棟看護師にもコールして総動員で対応しましたし、

後の2名も救急と時間が重なったため、かなり待っていただきました。

本来であれば一次救急に行ってもらうような案件だと思っています。

 

断らない救急は恐ろしい

「救急は断るな!」と言うだけなら簡単です。

単純に「断るなと言われたので」と受け入れるのも簡単ですよね。

しかしそれなりのリスクがあります。

救急外来というのは、各科の医師が自分の専門とはかけ離れた症状を何とか診察している、そんな場所です。

外科系や内科系の医師が当直に入りますが、

形成外科医や神経内科医が担当かもしれません。

医師なので、一応の対応はできますが、所詮は一応です。

「自分の知識、技術、病院の設備、体制で診察できる範囲の疾患なのか?」

問い合わせがあった時点でしっかりと考え、

少しでも自信がないのなら、断ってあげる方が、患者さんのためなのです。

自分が患者だとしたら、どうでしょうか?

最良の判断をしてほしいですよね。