医療事務員のブログ

若手医療事務員が日々感じたことを書き残します。

2018年度診療報酬改定セミナーに参加しましたよ

table chairs room windows glass architecture building establishment office interior television ceiling meeting business office お疲れ様です。

診療報酬改定セミナーに参加してきました。

おそらくどこよりも早いセミナーだったと思います。

それだけに、詳しい内容はありませんでしたが現段階で議論されている方向性について聞くことが出来ました。

今回は、セミナーを聞いた上での「私見」を書きたいと思います。

 

 

2016年度改定のおさらい

 

 

・広範囲の改定項目

・「病院完結型」から、「地域完結型」の医療へ

→退院支援や在宅支援、地域連携に対しての評価

・地域医療構想の内容

→急性期・慢性期の要件を厳格化し、病床数の絞り込みを進め、回復期の評価を拡大した

・量より質の報酬設定

→回復期リハビリ病棟では質の低いリハビリを包括化した。

・医療従事者の負担軽減を目的とした評価

2016年度から地域医療構想についての評価は始まっていました。

 

病床機能について

 

病床削減についても騒がれていますが、

急性期と慢性期病棟が多く、それぞれの機能を満たしていない病院は削られるかもしれません。

協議会の資料では、

 

◆2015年7月の病床機能

高度急性期 16万床

急性期   59万床

回復期   12万床

慢性期   35万床

◆2025年の病床必要量

高度急性期 13万床

急性期   40万床

回復期   37万床

慢性期   28万床

介護施設、在宅 30万人

 

このようになっており、

急性期と慢性期は縮小し、回復期と施設・在宅に移行していきたいということです。

回復期

在宅

地域包括ケア病棟

 この辺りが評価される可能性があります。

 

しかしながら、

消費税率の増税が2019年10月に延期となり、社会保障の財源が確保できません。

他から切り取った部分で補強する形になると思いますので、

大きなプラス改定は望めないといえます。

 

中医協の資料等を見る限りの考えですが、

分類別に私見を書いてみました。

 

私見

 

◆急性期

Hファイルの提出により、看護必要度の細かい見直しがされる可能性がある?

急性期病棟についての要件の厳格化が進むか?

 

◆DPC

持参薬係数が追加される?

医療の質指標が保険診療指数で評価される?

 

◆地域包括ケア

地域医療構想により要件が緩和されるか?

病院の機能によって評価の見直しがされる可能性がある。

 

◆回復期

さらに回復期リハの評価のために、アウトカムの見直しがあるか?

 

◆外来

かかりつけ医の評価

→地域包括診療料の要件見直しが進む可能性がある?

 2016年度にも要件緩和されたが、届け出が少ない

大病院の選定療養費

→義務化がされたが受診率が変わらず。さらに抑制がかかるか?

 

◆在宅医療

訪問診療料、在医総管の評価見直しが入るか?

→在宅に参入する医療機関を増やしたいはずなので

 

今何をすればよいか?

 

 とにかく情報を見逃さないことです。

先を見据えて行動すること。

 

たとえば、地域包括診療料の要件が見直しになるとして、

現在の施設基準について調べてみるとか。

医師や看護師が研修に行かなければいけなかったら、今のうちに行っておくべきです。

改定後に研修に行くと取り合いになります

 

今後のスケジュール

 

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このスケジュールで行くと、もうすぐ第2ラウンドになります。

現段階では、問題点の洗い出し作業です。今後さらなる議論へと進んでいくようです。

初めて知ったのですが、中医協の審議会は一般の方でも傍聴できるそうです。

委員の人の生の議論が聞けるのはいいですね。

興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。