医療事務員のブログ

若手医療事務員が日々感じたことを書き残します。

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ノロウイルス発生!対処法、点数算定は?!

6月も終盤に差し掛かり、もう夏ですね。

こんな時期でも、体調不良を起こす人はたくさんいます。

そんな人たちがいるからこそ病院の収益となるのです。

 

先日、当院でノロウイルスが発生しました。

それも病棟で5名です。

この時期にノロ?!

と思ったのでノロウイルスについて調べてみました。

  

マスク, ガス, 男性, 男, 少年, 若い, 学生, フェンス, Postapokalipsa, ポーランド

 

ノロウイルスとは??

ノロウイルスは毎年11~1月に流行する、

感染性胃腸炎の原因となるウイルスです。
主にヒトの手指や食品などを介して感染し、

おう吐、下痢、腹痛などの症状を引き起こします。
ノロウイルスの治療薬や予防のワクチンはなく、

特に抵抗力の弱い子どもやお年寄りは吐いた物を喉に詰まらせたり、

肺に入って肺炎を起こして死亡するケースもあるので注意が必要です。

またノロウイルスは感染力が非常に強く、

感染者の吐物やふん便中に含まれる数百万~数億個のうち、

わずか10~100個程度で感染すると言われています。

 

牡蠣などの二枚貝で感染すると知られていますね。

特に冬場が流行のピークです。

厚労省の発生状況グラフを見ると

 

f:id:k-aries0407:20170624123025p:plain

 

 

 

確かに、Uの字になっており、冬場にピークがあります。

しかしながら、6月に増加している年もあり、

1年を通じて発生している感染症です。

 

対処法について

よく知られていますがおさらいです。

 通常2週間以内に自然治癒する

嘔吐はせいぜい1~3日程度、下痢は1週間程度

脱水にならないように、水分補給をしっかりする

特効薬はないので、薬は不要

 

私はかかったことがありませんが、

家族がかかったことがあり、

とにかくしんどそうでした・・

最近、経口補水液はどこでも買えますね

 

ノロウイルス関連の点数

 

ここで医事課のお仕事です。

D012 感染症免疫学的検査

 ノロウイルス抗原定性 150点

 

(通知)

(23) 「26」のノロウイルス抗原定性は、以下のいずれかに該当する患者について、当該ウイルス感染症が疑われる場合に算定する。
ア 3歳未満の患者
イ 65歳以上の患者
ウ 悪性腫瘍の診断が確定している患者
エ 臓器移植後の患者
オ 抗悪性腫瘍剤、免疫抑制剤、又は免疫抑制効果のある薬剤を投与中の患者

 

 以前は保険適応ではありませんでしたが、

該当する該当する患者に限って保険算定が認められています。

医事課は要チェックですね!

 

地域の感染症情報に注意

冬場だけ流行するイメージのノロウイルスでも

小さい規模の医療機関で発生すれば、組織内でパンデミックになりかねません。

地域の感染症情報を常に取り入れて、素早い対策が必要です。