医療事務員のブログ

若手医療事務員が日々感じたことを書き残します。

病院に受診する前にやっておくべきこと

医療事務は病院の窓口です。

窓口対応や電話での些細な問い合わせも全て事務が初期対応します。

病院に働いていればすぐに判断ができることも、

患者さんは知らなくて当たり前です。

 

来られた患者さんは誠意をもって対応します。

先生にも診てもらって診察に入ってもらいます。

しかし、病院の受診には時間がかかります。

来られる前にやっておけば、

時間を効率的に使えることを知っておいてほしいです。

 

症状に合った病院、診療科なのか?

たとえば、

「背中が痛い」という症状があるとします。

 

どの診療科に受診しますか?

 

  1. 外科
  2. 整形外科
  3. 内科
  4. 泌尿器科

 

原因が分かりませんね、

たとえば、転んでぶつけたなら整形外科です、

突然痛み出し、おなかも痛いようなら尿路結石の疑いがあるので泌尿器科です。

素人では判断がつきませんよね。

 

そういう場合、たいていの人は自己判断して病院に駆け込んできます。

その病院に整形外科が無かったらどうしますか?

医師が学会等で不在だったら?

病院も常に全員の医師がいるわけではありませんよね。

 

 

まずどうすればよい?

間違った診療科にかからないことです。

素人判断して病院を選び、

間違った病院、診療科にかかってしまうことがよくあります。

たしかに、診察してみないとわからないケースもありますが、

その場合は内科に一度かかり、専門の診療科へ紹介してもらいましょう。

 

要は、事前に電話で確認を取りましょう。

病院に電話すれば、

・どの診療科で対応ができるか

・その病院で診察が可能か

・他に対応できる病院はどこか

ある程度の情報は教えることができます。

患者さんにとって一番よい方法を説明させていただきます。

 

そこで、診察できるようなら、受診の予約も取ればよいのです。

多くの病院が予約制ですので、

予約を入れている患者が優先です。

飛び込みで行くと、2時間3時間と待たなくてはいけなくなります。。。

 

便利サイト

病院ではありませんが、

24時間対応の医療相談サービスを利用すれば、

看護師が症状を聞き、どの診療科に受診すればいいか教えてくれます。

また、各都道府県に電話相談サービスを行っているところもありますね。

24時間電話医療相談サービス : yomiDr. / ヨミドクター

 

また、各都道府県の病院検索サイトのリンクが

厚生労働省のホームページにあります。

都道府県のリンクをクリックするとサイトに飛び、

自分の症状から対応できる医療機関を検索することができます。

これは各医療機関でも参考にされていますので、

一般の方でも使用されることをお勧めします。

医療機能情報提供制度(医療情報ネット)

 

 

 

ちょっと確認するだけでいい

「あの~背中が痛いんですけど、どの診療科に受診すればいいですか?」

行く前にちょっと電話するだけです。

そうすれば何らかの対応はとります。

 

 

無駄な受診はコストも発生します。

たとえば、

【主訴】背中が痛い

整形外科:骨折かな?レントゲン、CT

→異常なしのため、泌尿器科へ紹介

泌尿器科:腹部エコー

尿路結石と判明

 

骨折の判定のために撮影したレントゲンとCTの料金が

そのまま無駄になります。

 

レントゲン撮影 153点

CT 4列以上16列未満 750点 

画像診断料 450点  合計 1353点

4、050円(3割負担)

 

間違った診療科に受診してしまった時の手間、コストを考えれば、

電話を1本かけて確認を取った方がいいかもしれません。

 

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あとがき

病床数500床以上の大きな病院には、

診療所や個人病院から紹介してもらってから行きましょう。

現在、紹介状のない初診患者については、

5000円以上の料金を徴収するように義務化されています。

2018年度からはさらに、受診規制がかかる可能性があります。

普段の受診は診療所とか、かかりつけ医師に受診してくださいねってことです。