医療事務員のブログ

若手医療事務員が日々感じたことを書き残します。

スポンサーリンク



超音波検査法の算定について

以前に、超音波検査について書いていましたが、

パルスドプラ法加算の査定についてでした。 

f:id:k-aries0407:20170703213511j:plain

今回は、超音波検査法について書いてみたいと思います。 

www.iryoujimu-blog.com

 

 

超音波検査とは

放射線被ばくがなく、すぐに断層画像が得られるため、

胸腹部や産婦人科領域をはじめ、全身の検査に用いられます。

断層撮影法では、体の深部の病変の観察や胎児の動きなどが観察できます。

 

心臓超音波は、患者に痛みを与えずに、

心臓の機能や形状を調べることができます。

Mモード法では、心臓の弁や心筋の動きが分かります。

 

 

点数表を確認してみましょう

D215 超音波検査(記録に要する費用を含む。)
1 Aモード法 150点


2 断層撮影法(心臓超音波検査を除く。)
イ 胸腹部 530点
ロ その他(頭頸部、四肢、体表、末梢血管等) 350点


3 心臓超音波検査
イ 経胸壁心エコー法 880点
ロ Mモード法 500点
ハ 経食道心エコー法 1,500点
ニ 胎児心エコー法 1,000点
注 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合するものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において行われる場合に限り算定する。
ホ 負荷心エコー法 1,680点


4 ドプラ法(1日につき)
イ 胎児心音観察、末梢血管血行動態検査 20点
ロ 脳動脈血流速度連続測定 150点
ハ 脳動脈血流速度マッピング法 400点


5 血管内超音波法 3,600点

注1 2又は3について、造影剤を使用した場合は、150点を所定点数に加算する。
この場合において、造影剤注入手技料及び麻酔料(区分番号L008に掲げるマスク又は気管内挿管による閉鎖循環式全身麻酔に係るものを除く。)は、加算点数に含まれるものとする。

2 2について、パルスドプラ法を行った場合は、200点を所定点数に加算する。

3 心臓超音波検査に伴って同時に記録した心電図、心音図、脈波図及び心機図の検査の費用は、所定点数に含まれるものとする。

4 ドプラ法について、ロ及びハを併せて行った場合は、主たるものの所定点数のみにより算定する。

5 血管内超音波法について、呼吸心拍監視、新生児心拍・呼吸監視、カルジオスコープ(ハートスコープ)、カルジオタコスコープ、血液ガス分析、心拍出量測定、脈圧測定、透視、造影剤注入手技、造影剤使用撮影及びエックス線診断の費用は、所定点数に含まれるものとする。

6 血管内超音波法と同一月中に行った血管内視鏡検査は所定点数に含まれるものとする。

7 4のロについて、微小栓子シグナル(HITS/MES)の検出を行った場合は、150点を所定点数に加算する。

 

当院で良く使うのが

断層撮影法と、

心エコーです。

まれに、ドプラ法も使用します。

 

 

同時に2回以上実施した時

これで間違える人が結構います。

 

 撮影部位・撮影方法      算定方法

同一部位、別の撮影方法   主たる撮影方法により算定

別の部位、同一の撮影方法  主たる撮影方法により算定

別の部位、別の撮影方法   それぞれ別に算定

 

部位 or 撮影方法が同じ → 主たる撮影方法しか算定できない。

 

同一月の2回目以降の算定について

 

 撮影部位・撮影方法      算定方法

同一部位、別の撮影方法   2回目以降は90/100で算定

別の部位、同一の撮影方法  2回目以降は90/100で算定

別の部位、別の撮影方法   2回目以降も100/100で算定

 

点数表の通則にも記載がある通り、

同一検査を月2回以上実施すれば、

100分の90に相当する点数で算定します。

通則

区分番号D215及びD216に掲げる超音波検査等について、

同一患者につき同一月において同一検査を

2回以上実施した場合における2回目以降の当該検査の費用は、

所定点数の100分の90に相当する点数により算定する。

 

まとめ

点数表に書いてあることですが、

意外と間違える人が多いです。

しっかり点数表を読んで理解をしておく必要がありますね。