医療事務員のブログ

若手医療事務員が日々感じたことを書き残します。

リハビリテーション充実加算の院内掲示は忘れずに!施設基準の要件について

施設基準の要件を細部まで確認しているつもりでも、人間ですので確認漏れが出てきます。

算定本に小さな文字でびっしりと書いてあることを一つ一つ確認していくのは意外と重労働です。

今回も新たな漏れが見つかりましたので、まとめてみます。

 

回復期リハビリテーションン充実加算とは

回復期リハビリテーション病棟入院料につく加算です。

 

回復期リハビリテーション病棟入院料1 2,025点

3 回復期リハビリテーション病棟入院料を算定する患者が入院する保険医療機関 について、別に厚生労働大臣が定める施設基準を満たす場合(注1のただし書に 規定する場合を除く。)は、リハビリテーション充実加算として、患者1人につ き1日につき40点を所定点数に加算する。

患者1人につき1日につき40点が加算です。

これ、少ないように見えて、かなり大きいんですよね。

 

では、別に厚生労働大臣が定める施設基準を満たす場合とはどういう場合でしょうか?

 

充実加算の施設基準は?

7)リハビリテーション充実加算の施設基準
回復期リハビリテーションを要する状態の患者について、心大血管疾患リハビリテーション料、脳血管疾患等リハビリテーション料、廃用症候群リハビリテーション料、運動器リハビリ テーション料又は呼吸器リハビリテーション料を一日当たり六単位以上算定していること。

一日6単位以上のリハビリテーションを提供する必要があります。

では、もう少し突っ込んで、通知文を見てみます。

 

5 リハビリテーション充実加算の施設基準
(1) 回復期リハビリテーションを要する状態の患者に対する1日当たりのリハビリテーション 提供単位数は平均6単位以上であること。計算式は第11の1の(8)に示した式を用いること。

 

第11の1の(8)に示した式とは

(8) 回復期リハビリテーションを要する状態の患者に対する1日当たりリハビリテーション提供単位数は平均2単位以上であること。なお、次のアに掲げる数をイに掲げる数で除して算出するものであること。
ア 直近1か月間に回復期リハビリテーション病棟に入院する回復期リハビリテーションを要する状態の患者(「基本診療料の施設基準等」別表第九の二に掲げる状態の患者。以下同じ。)に対して提供された心大血管疾患リハビリテーション、脳血管疾患等リハビリテーション、廃用症候群リハビリテーション、運動器リハビリテーション及び呼吸器リハビリテーションの総単位数(その費用が回復期リハビリテーション病棟入院料に含まれるもの及び選定療養として行われたものを除く。)


イ 直近1か月間に回復期リハビリテーション病棟に入院していた回復期リハビリテーションを要する状態の患者の延入院日数

 

では院内の掲示義務は?

実はこちらの施設基準にも院内の掲示義務があります。

通知文にも明記されていました。

(2) 以下に掲げるものを少なくとも3か月ごとに当該保険医療機関内に掲示する等の方法で公開すること。
ア 前月までの3か月間に当該保険医療機関の回復期リハビリテーション病棟から退棟した患者の数及び当該退棟患者数の基本診療料の施設基準等別表第九の二に掲げる回復期リハビリテーションを要する状態の区分別内訳


イ 回復期リハビリテーション病棟における直近の実績指数(「診療報酬の算定方法の一部 改正に伴う実施上の留意事項について」(平成28年3月4日保医発0304第3号)別添1第 1章第2部第3節A308(12)イに示す方法によって算出したものをいう。以下第11に おいて同じ。)

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定期的に確認が必要

こちらの基準も、3か月ごとに掲示する必要があります。

・実績指数

・疾患区分別の内訳

を集計して毎月管理する必要がありますね。

 

 

また、いざというときに勝手に掲示物を剥がされないように

「院内掲示義務」という文言を入れておくといいかもしれませんね。