医療事務員のブログ

若手医療事務員が日々感じたことを書き残します。

地域包括ケアセミナーに参加しました。看護部向けの勉強会にも参加した方がいい

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先日、看護部向けの地域包括ケア勉強会に参加してきました。

看護部が中心でしたので、算定の話はほとんどありませんでしたが、

退院支援と病床稼働の話を中心に貴重な話を聞くことが出来ました。

学んだ内容をまとめてみたいと思います。

 

地域医療構想で病院のあり方が変わってきている

これまでは、急性期病床がたくさんあって、病院で治療をすればそのまま退院して帰宅するか、慢性期病棟に移るか、あるいは回復期リハでリハビリをするかという流れでした。

今後のキーワードは、いかに在宅に帰すか。

在宅に帰しやすくするための入院中の処置の方法や、病床運営、退院支援の方法について、地域包括ケアシステムに合わせて各医療機関が対策を取られています。

 

 

入退院支援係の設置

例えば、地域連携室とは別に、入退院支援係という部署を設置し、

入院前の外来での準備から退院後の訪問看護までを一括して対応されているところもあります。

 

確かに、今後地域包括ケアを進めていくにあたっては入退院支援が不可欠です。

入院時からの情報収集がスムーズにできていないと、退院までの時間がかかってしまい、病床稼働率が上がりません。

稼働率を上げつつ、患者、家族への十分な説明も行うひつようがあるので、

地域連携室ではかなり多忙を強いられるということですね。

 

「在宅に帰す」ことを念頭に入れた処置

例えば、病室でポータブルトイレを使用している患者さんがいたとします。

でも、入院前はトイレまで自分で行ってされていて、ポータブルは使用されていない。

そういった状況の患者にポータブルトイレを使用させると、在宅に帰った時に思うようにトイレに行けなかったり、入院中に認知症が進行してしまったりする場合があるそうです。

 

地域包括ケアを進める上で大切なこと

患者さんの背景にある「在宅での生活」を読み取り、

患者さんに応じたケアを行っていくことが大切です。

医師会でも、往診医を増やしていかないと、将来在宅の患者を診察できる医者が居なくなってしまうと危機感を持って取り組まれています。

 

当院も、往診を行っていますが件数はここ数年でかなり増えています。

看取りの件数も増えているような印象があります。

医療機関によっては、どこまで対応できるか難しいところですね。